2022-09-10：自分のしたいことを。

「社会はそんなに甘くない。好きなことだけで生きていけるわけがない。」

　私の中で、社会の中で生きていくというのは、そういうものだと思っていた。

　「好きなことだけで生きていくなんて、そんなの食べ物で言う好き嫌いと同じではないか」と。

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　しかし、好きなことで生きていくと言うのは、実は理想的な状況と捉えることができる。

　それはなぜかと言うと、自分がしたくないことはしなくて良くて、自分の好きなこと”だけ”すればいいという思想に基づいているからだ。

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　例えば、好きなこととして写真を挙げる。写真家として生きていくと決意したその先は、約10000時間という長い時間を経てやっとプロのカメラマンとして自分の生活を支える基盤を作ることができると思う。

　しかし、その10000時間という時間を過ごしている途中、他のことはできるだろうか。毎日8時間をそのスキルアップに費やしたとしても、約1250日かかることになり、その期間約3年という期間になる。

　その期間をどう過ごすかが肝になる。

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　いつものようにダラダラと過ごしているだけでは、投資する時間を割くことができず、どうしてもそういった時間を削って、挑戦したい事に時間を割くしかなくなる。

　という意味では、一般的な会社員は残業等をせず、学生は宿題を早めに終わらせ、その余った時間を挑戦することに使うというのがちょうどいい気がしてきた。

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　挑戦したいことの一つに時間を割き、その分の生活費を賄えるほどの経済力がない限りは、大体今の仕事をしながらの挑戦となるだろう。

　なので、好きなこと”だけ”でなく、好きなことをするという意識を持つことが大切である。でなければその目標は達成できないだろう。

　それは、生活がもし仮に苦しくなったとき、挑戦したいことへの意識が削がれ、今の生活をどうにか維持しようとする。要するに生活に余裕がなくなってしまう。

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　どうだろうか。

　20代というのは可能性が無限大であるというのは、周りの起業家の方達とよくお話をする時に聞くフレーズだ。

　お酒を飲まず、睡眠は最低でも７時間必ず取り、今の仕事を続けながら空いた時間を使って挑戦していく姿勢を身につけていく必要があると感じる瞬間が多々あった。

　欲望に負けてはいけない。

　その先には、自分の好きなことで生きていける人生が待っている。