『人間にしかできないことをする』
この言葉を思いついたときは、当たり前のようにいろんな言葉を機械的に言っている時だった。
この言葉は、言えばいうほど、その言葉の価値がなくなっていくことを知らなかった。
数を打っていくごとに、価値がなくなっていることに気づいたとき、例えば「ありがとう」という言葉に対して申し訳ない気持ちになってしまった。
すごく申し訳なかった。何ならその言葉に意味を持たせなくなってしまうのと同じくらいに。
一回の言葉に意味を持たせなくなったときは、それは人間以外の機械でもできることになのと同じ。ただただ言葉を言うだけだったら、それは機械じゃなくてもできる。
人間にしかできなきとをするというのはとても難しいこと。
例えば、営業職がなくなる話だってある。
営業職はいつかなくなるというのは、それは、別に人間じゃなくても、AIによって、クライアントに適切なものを提案すれば良いだけのものになる。
このように、別に人間じゃなくてもできることはある。
他には、美容師だってそうかもしれない。髪の毛を染めるのも別に人間じゃなくてもいい。機械が勝手にやってくれたら、それはそれで人間は手を汚すことなく、お客さまに対して要望通りの髪色に染めることができる。
なら、どんなことが人間にしかできないのか。
それは、わからない。
もしかすると、思いついたことは人間でもできないかもしれないし、人間にしかできないことかもしれない。機械だとか、AIだとかができることできないことは未知。
だから、人間にしかできないことというのは、こだわりを持ってやるべきことかもしれない。別に機械ができることであっても、人間がするということに意識をすれば良い。
それが、その人のこだわりであればそれで良い。しかし、機械の方が良いことなんて無数にあるからそのときは、機械に任せればいい。
たとえば、お皿洗いでも、食洗機を使うのではなくて、こだわって自身で洗うのも良いと思う。別にこだわりがないのであれば食洗機を使えば良い。人間はお皿を落として割ってしまうかもしれないし、色々危険がたくさんある。
人間にはミスをするという欠点があるため、もし完璧を目指したいのであれば機械に任せれば良い。
1番やってはいけないのは、勘違いをして、機械でもできることを人間してしまって、時間というリソースを使ってわざわざ浪費してしまっていること。1番勿体無い時間の使い方。
人間は、いつか死ぬ。進化する。共感する。考える。ミスをする。感情を持つ。
この限られた時間の中で、人間は一体何ができるのだろうか。可能性は無限大にある。
コメント