Kazyの自己啓発日記

端的に物事を伝えるための3つのルール【相手を飽きさせない】

今回は、端的に物事を伝えるために行う3つのルールについて紹介していくよ!

 こんにちは、こんばんわ。Kazyです。みなさんお元気にされていますでしょうか。

 7月に入り、やっと梅雨が明けたという地域も多くなったのではないでしょうか。この記事を執筆しているのは6月の下旬なのですが、、6月なのに真夏のような日差しと気温がやってきてますよね。とにかく暑く、やる気を失ってしまいそうですが、みなさんは夏バテ対策で何かしていることはありますでしょうか。

 今回は、そんな夏にぴったりの題材を用意しました。なぜ夏にぴったりなのかは後ほど書いています。今回の題材は「端的に物事を伝える3つのルール」という題材です。

 それでは今回のコンテンツです。


~ 今回のコンテンツ ~

  • なぜこの話をしようと思ったのか。
  • ルール1:OO → OOの順番でものごとを伝える
  • ルール2:OOをすることで会話にイメージを持たせる
  • ルール3:OOはなるべく省略する


なぜこの話をしようとしたのか

 まず初めに紹介するのは、なぜこの話をしようとしたのかということについて。

 みなさんは、真夏の暑い日に、他人の長々とした話を聞いた経験は持っていますか?その時、みなさんはどのようなことを思って聞いていますでしょうか?

 夏の暑い日に長々と話を聞くというのは途轍もない労力を費やす必要があります。みなさんもそんな話を聞いた時というのは、何を話しているのかすらわからなくなってしまうという経験はあると思います。

 そうなると、そんな話、聞きたくないですよね。それは、あなたが思っているということは、それは相手も思っているという証拠になります。

 自分ばかりがずっと喋っていることはもちろん、同じ話を何回も聞かされたり、結局何を伝えたいのかという意図がわからないまま話を聞いたり。そんな会話はあまりしたくないですよね。

 当然、夏の暑い日に限らず、いつの時でも、話を端的に伝える必要がある場面なんて何回もあります。


 なので、今回はそんな長々と話をしないように、私が実践している物事を端的に伝えるための3つのルールというのを紹介しようと思ったのです。

 基本的に、友人とかに言われるのですが、私の言っていることは端的でわかりやすいというのを客観視して自負しています。なので、お伝えできることは、かなり実践的なものになります。

 有料コンテンツに入る前に、一つ会話において大切なことをお伝えしたいと思います。

 それは、「相手の目線になって考える」といぅことです。これはとても大切なことで、ルールではないのですが、これができるのとできないのではルールを守った時の効果の現れ方は全く別のものになってしまいます。

 「相手の目線になって考える」というのは、もう少しわかりやすい言葉で説明すると、相手が話したいことについて会話を進めていくというものです。

 人は基本的に自分の話を聞いてもらいたいものです。それはなぜかというと、元々私たちが生まれてすぐのアイデンティティの中に「自己中心性」というのがあるからです。そこから脳が発達していって今の大人の考えに至るのですが、その元々がそういうった自分の話を聞いてもらいたいという自己中心性があるからなのです。

 ちなみに、自分が話したいという本能があるため、実は人は99%の内容をすぐに忘れてしまうので、あなたの話が伝わらないというのはしばしばある話です。

 なので、相手の目線になって考えることをするだけで、相手は心地よく会話を進めることができ、会話の主導権はこちらにあるため、こちらが欲しい情報というのを得る意ことができるのです。したがって、会話はあくまで相手がメインで進めるべきなのです。


 相手の目線になって考えるというのができた次は、物事を端的に伝えるための3つのルールを習得する番です。

 相手の目線になって考えるというのは、本当に会話の基本の基本と言っても過言ではないくらい大切なものになります。

 そこに、端的に物事を伝えるスキルがあるだけで、コミュニケーション能力に長けていると言われることは間違い無いでしょう。

 端的に伝えることができたら、相手も理解しやすく、また質問もしやすく、もしかすると難しい話も簡略化できるのでその会話で新しい道がひらけたり。いろんな可能性が広がります。

 このスキルは一生使えるので、ぜひ皆さんに習得してほしいなと思っています。

 それではメインコンテンツです。



ルール①:結論→根拠の順番で話す

 まず一つめのルールとして紹介するのは、「結論→根拠の順番で話す」というものです。

 これについては、よく「結論ファースト」という別の言葉で言われることが多く、聞き馴染みが多い方もいるのでは無いでしょうか。しかし、聞き馴染みがあることと裏腹に実際に活用して結論から根拠の順番に話をできている人というのはかなり少ないです。

 そして、結論の見えない会話というのは不確実性な情報となるため、初めに結論が見えないと会話への関心意欲がなくなってしまいます。

 余談ですが、このルールは女性脳と男性脳の違いで結論を求めるのか同情を求めるのかということと少し関係していますが、しかし、ここでは普通の会話ではなくて、ものごとを端的に伝えるために必要なルールとして紹介しているので、そこの条件はこのルールに関係ないものとして扱います。


 では、具体的にどうやって結論から根拠の順番で話せばいいのかということを、実践例を用いて紹介したいと思います。

 たとえば、「日本で、アメリカのAppleの規模や製品の美しさを越すようなものを販売する会社はできると思いますか?」という質問に対して。

 みなさんはどうやって答えますか?

 結論ファーストの回答としてはこのようなものがあります。これはあくまで一例なので参考程度に扱っていただいたらと思います。


 日本で、アメリカのAppleの規模や製品の美しさを越すようなものを販売する会社はできると思いますか?

 日本でAppleを越すような会社はできないと思います。それは、日本の技術というのは一歩遅れているし、優秀な人材が安い賃金で雇われているので、日本から国外へとそう言った人材というのが流れていくからです。

 という感じでしょうか。比較のために悪い例も一応紹介しておきます。(結論ファーストでない会話)

 日本で、アメリカのAppleの規模や製品の美しさを越すようなものを販売する会社はできると思いますか?

 日本の技術というのは一歩遅れているし、優秀な人材が安い賃金で雇われているので、日本から国外へとそう言った人材というのが流れている日本でAppleを越すような会社はできないと思います。

 どちらの方が、理解しやすかったでしょうか。

 一瞬で前者の方がわかりやすく、また世界観も想像しやすいですよね。世界観が頭の中にイメージできるだけで、物事をわかりやすく説明することができます。

 こうやって、相手が欲しいであろう結論を先に出した後に、自分が話したい根拠を出すのです。

 先ほども出てきましたが、相手メインで会話を進めるというのがとても大切になってきます。あくまで相手ファーストの基本構造は崩さないようにしましょう。



ルール②:会話を図式化する

 次に話していくのは、会話を図式化するということです。これは、相手に自分の会話の内容のイメージを持たせやすくするための方法になります。

 みなさんは、端的に物事を伝える時に、伝えたいことをいくつかの大まかなグループに分けて話してますか?多分、大体の人はすぐに思いついたことをそのまま話してしまって、結局何が言いたかったのかということを思ったり思われたりしているはずです。

 このルールは先ほどのルール①の延長線上にあるもので、初めに言う結論の中に大きなグループを紹介するように含ませるのです。その後に、その個々の大きなグループのメイン部分を話していきます。

 こうすることによって、会話の終わりが不確実ではなくなり、相手も自分の話を聞きやすい環境を作ることができます。

 また、この方法には実は、大きなメリットがあります。それは、ボディーラングエッジとの相性がいいのです。要するに、端的にまとめたい話の冒頭でボディーラングエッジを用いて、「私はこの軸と、この軸と・・・」といった形で手でプレゼン資料のように棒を作ってあげるのです。

 そうすることによって、聞いている人は、耳だけではなくて目で話を理解できるようになります。


 例えば、この方法を用いればこんな会話になります。

先週私が送ったプレゼン資料、どう思いますか?

そうですね。。私は、フォントの大きさとページ数だけ修正すればいいと思います。フォントの大きさは、見やすいようにもう少し大きくした方がいいと思います。ページ数は増やしましょうか。ページ数を増やして1ページあたりの表記量を少なくする必要があるので、ページ数は必然と増えると思いますよ〜。

 といった感じでしょうか。

 「プレゼン資料どう思いますか?」という質問に対して回答者はフォントの大きさとページ数という2つの大きな軸をまず初めに言いましたよね。

 そうすることによって、聞いている人は、その2つが変更点なんだという結論が見えるため、会話のビジョンが見えやすくなります。

 ちなみに、この会話にボディーラングエッジが加わると、尚更伝わりやすいでしょう。


 では、もし仮に、グルーピングをしなかった場合どうなるか試しにやってみましょうか。

先週私が送ったプレゼン資料、どう思いますか?

そうですね。。私は、フォントの大きさを見やすいようにもう少し大きくした方がいいと思います。それとページ数は増やしましょうか。ページ数を増やして1ページあたりの表記量を少なくする必要があるので、ページ数は必然と増えると思いますよ〜。

 こんな感じなります。どんな印象を受けましたか?

 おそらく、いつ会話が終わるのかわからないため、聞いている人の安心感を欠けてしまうようなイメージを持ったのではないでしょうか。

 この会話は、どんどんグループを追加していっていますよね。そうすることによって、話す人は初めから結論にとらわれないので、かなり自由に話せますが、聞き手からすると最悪な回答です。

 この会話をする人は、悪い意味で自己中心性が高い人によく起こりがちな会話です。相手のことを全く考えていない会話です。

 こうならないためにも、相手のことをしっかりと優先するような会話をするようにしましょう。そうすることにって端的に会話の内容を伝えることができます。


 以上2つの会話の方法を比較してみていかがだったでしょうか。おそらくほとんんどの人は下の方なのではないでしょうか。

 もし仮に、無意識のまま上の良い方法にて会話をしている方であれば、これからは意識するようにしましょう。意識をするだけでも、会話の質は上がっていきます。

 会話を図式化して、相手にグルーピングされた内容を伝えるようにすれば、物事を簡単に端的に伝えれるようになります。



ルール③:関係無い内容はなるべく削ぎ落とす

 最後にご紹介するのは、至極当たり前の話なのですが、いらない部分は削ぎ落とすというルールです。

 至極当たり前なのですが、しかし、これについては、おそらくみなさんが思っているものとは少し違う方法になりますす。では、どういうことなのかというと、「会話に濃淡をつけて話す」ということです。


 では、具体的にどうすればいいのか、方法をご紹介します。

 会話の内容に濃淡をつけて話すなんて、考えただけでもかなり難易度が高いことですよね。しかし、実は簡単で、回答中に”何が問われているか”ということを意識するだけでいいのです。もし仮に、その問われている内容に少し遠い内容であれば、端折ったり簡単に伝えたり深掘りすることなく伝えるだけなのです。

 簡単に例を紹介します。今回は先ほどのプレゼン資料の質問をした人の例を用います。

先週私が送ったプレゼン資料、どう思いますか?

そうですね。。私は、フォントの大きさとページ数だけ修正すればいいと思います。フォントの大きさは、見やすいようにもう少し大きくした方がいいと思います。1ページあたりの文字を減らすのです。となれば、必然的にページ数も増えますよね。
そうすることで分かりやすくなると思います。

 という感じでしょうか。今回の回答として、1ページあたりの文字を減らす必要があるので、勝手にページ数は増えると言うことを伝えています。

 この回答のポイントとしては、2つのメイントピックのうち、フォントの大きさを大きくすることが最重要事項で、ページ数はそれに伴って勝手に増えるということで、話の中に優先順位をつけることができるのです。

 そうすると、聞き手も、もしどちらか片方しかできないという状況になっても、どちらの方を優先すれば良いのかの判断をこの回答を基に決断できると思います。


 あくまで、相手がわかりやすいように端的に伝えるための方法なので、このルールはなるべく適用するようにしましょう。

 人は、誰しも自分の話を聞いてもらいたい生物です。なので、ついつい他の話題についても話しそうになる時もあると思います。あまり重要では無い、プレゼン資料の中の写真の配置などです。それは個人の感想に過ぎません。そういった話をするだけでも、相手に何が言いたのか伝わらないし、不安感すら抱かせてしまいます。

 したがって、会話の内容に濃淡をつけるのはもちろんですが、このルールの名前の通り、いらない部分はどんどん削っていきましょう。そして、その後に濃淡をつけていくのです。

 相手に不安を抱かせない会話をするために、この方法をぜひ適用していきましょう。



まとめ

 いかがだったでしょうか。

 今回は、端的に物事を伝えるための3つのルールという題材でお話ししてきました。

 もしかすると、みなさんはすでにもうこれらのスキルは持っているかもしれませんね。しかし、意識まではしている人とというのは、その中でもごく少数ではないでしょうか。

 この記事をきっかけにみなさんがこれら3つのルールを意識し始めて、相手に理解してもらえるような、相手に端的に伝えられるような、会話の方法がスタンダードになるようになればとおもいます。

 それでは、まとめです。


~ まとめ ~

  • 「結論」→「根拠」の順番で話す
  • 結論ファーストは会話が理解しやすい話法
  • 会話を図式化する
  • 話す内容をグルーピングする
  • ボディーラングエッジを使う
  • 関係の無い内容はなるべく削ぎ落とす
  • 会話の内容に濃淡をつける
  • あくまで会話は相手のことを考えること

 無意識でしていた人も、これから初めてする人も、この3つのルールを意識するだけで全く別の伝わり方になります。

 ぜひ実践してみてください。

 今回も、ご覧いただきありがとうございました。

 それではまた次回。

【Kazyの日常】管理・運営人
Kazy・かじー

 クリエイティブな事が好きなITエンジニア。

 2020年にトロント🇨🇦に1年間語学留学したのち、日本と海外の情報格差を認知。

 50年後に生きる情報を発信しようと決意。

 2020年10月にブログ『Kazyの日常。〜Having a Better Life〜』を開設。

 202年現在で3年目のブロガーとなり、通算530,000PVのブログとなりました。

 好きなバイク・DIY・カフェ・自己啓発などを主に執筆。

 多数のコメントをいただきながら、楽しく毎週執筆をさせていただいております。

 皆様のコメントやDM、お待ちしています。

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