Kazyのバイク日記

簡易Vブーストの方法・仕組み【愛車SRV250 Renaissaカスタム紀】

今回は私の愛車のカスタム”簡易Vブースト”について触れていくよ!

 こんにちは、こんばんわ。Kazyです。

 みなさんお元気にされていますか??

 2月の下旬に差し掛かり、春の陽気が見えるかと思いきや、全然そんなことない兆しを見せてる時期になりますね。毎年この時期はそんな焦ったい時間になると思うんですが、バイク乗っている人は本当に春が待ち遠しいですからね。

 今回は、私の愛車SRV250で実践しているカスタムについて触れていきたいと思います。そのカスタム名とは

”簡易Vブースト”

というものになります。SRV250に乗っている人なら一度は聞いたことあるこのフレーズ。実はとっても良いカスタムだと私は思っています。

 それでは今回のコンテンツです。張り切っていきましょう!♬


〜 本日のコンテンツ 〜



簡易Vブーストにしようと思ったきっかけ

 さて、まず初めに話していくのは、「簡易Vブーストにしようと思ったきっかけ」という話題についてです。

 これについては、先ほど話したように、SRV250に乗っている人からすると、かなり耳に馴染んでいるくらい聞いたことがあるワードだったからです。

 一番初めに見たのは、Twitter。SRV250に乗っている方々が簡易Vブーストについての方法を話されていたんです。そこで私は初めて簡易Vブーストについて知りました。

 そのTwitterの方々の意見を交え、自分でネットで調べたり、負圧がどのようになるのかを頭で造像して考えたり。その後、私のルネッサでも同じことをやってみようと思ったんです。


 紹介遅れましたが、この簡易Vブーストについて軽く紹介したいと思います。

 この簡易Vブーストとは、端的に言うと、”インテークマニホールドをホースで繋ぐ”ということなんです。

 それによって、普段はインマニ一つに対して負圧キャブが1つしかつながっていない物が、負圧キャブ2つに繋がり、結果大口径キャブらしくなるというものです。

 大口径キャブになるとどうなるか。端的にお話しすると、速くなります。混合気の量が増えるので、馬力と最高出力が増大します

 もともと、使っているエンジンがビラーゴ250と同じなので、限界までこのエンジンの特性を生かすカスタムになります。ビラーゴでもこの簡易Vブーストのカスタムはよくされるみたいですね。ビラーゴはシングルキャブのはずなんですが。(笑)

 それでは仕組み・方法について詳しく話してきます!



簡易Vブーストの仕組み・方法

 まずお話ししていくのが、簡易Vブーストの仕組みについてです。

 原理としては、上でもお伝えした通り、二つのインテークマニホールドをホースで繋ぐことによって、動作上、大口径キャブのように運用できるというものでした。言ってしまえば、吸気による負圧を二つのキャブに伝えるということになります。

 今までの、純正の仕様の場合、インテークマニホールドが一つに対してキャブが一つしかついていません。

 わかりやすいように、純正状態のものを下の図に示します。

純正状態

 そして、Vブースト後のものを下の図に示します。

簡易Vブースト状態

画像を見ていただくとわかると思うんですが、1気筒に対してつながっているキャブの個数が一つから二つに増えたんです。

 これによって、相対的にキャブ一つに対する負圧が掛かる時間を減らすことができ、混合気を作るスピードが上がったんです。

 SRV250 / Renaissaの場合、純正キャブが負圧キャブなので、負圧が増えるとその分、混合気が多く取り込まれるようになります。厳密にいうと、この図は負圧の流れを示しています。負圧の量ではなくて、エンジンのストローク一回転分あたりの流れ方を示しているので、”負圧の量”という言葉には少し語弊があるかもしれません。

 もし仮に厳密に負圧の仕組みを知りたかったら、ご自身で勉強してみてください。負圧については、知れば知るほど結構楽しいですよ〜。負圧キャブにパワーフィルターを着けると遅くなってしまうとか。

 結果として、純正に比べて早く多くの混合気が取り込まれるので、キャブが大きくなるのと同じになります。

 これが原理になります。


簡易Vブーストの方法

 次に話していくのが、簡易Vブーストの方法になります。

 これについては、かなり簡単な方法なので、今すぐにやってみる価値はあります。しかし、ガソリンが通るルートを少し変更しないといけないのでその点が注意です。

 買うべきものリストを下に載せておきます。

  • ガソリンホース 1m 内径:6mm
  • 耐ガソリン用 三又分岐ジョイント
  • 強制開閉型ガソリンコック

この3つになります。

 ちなみにガソリンホースをこの際に全て交換したいという方は、2mくらいの物を買っておくと安心できるでしょう。

 それでは、次に方法をお伝えしますね。

 写真だとかなりわかりにくいので、絵で説明して行きたいと思います。

 まず純正のままの方法を下に示します。


純正状態


簡易Vブースト状態


主な変更点としては、

  • キャブのガソリンのRETURNをガソリンコックのOUTに直結させる
  • 二つのインテークマニホールド(インマニ)を繋げる

の二つだけです。

 これさえ、守れば簡易Vブーストはできてしまいます。どうですか?かなり簡単じゃないですか?

 そして、キャブ車に詳しい方は「こんなことしたら、キャブのジェット類を変えんといけんのじゃないと?」という疑問を持たれてると思います。

 実際に私も初めそう思って、実は、この時にキャブの燃調キットを購入していました。

 しかし、実は必要がありませんでした

 実際にプラグを見てみたら、ちゃんと良く焼けていたんです。驚きました。つまり、インマニを2つ繋げたところで、キャブひとつに対するキャブの負圧は変わらないということがわかったんです。

 負圧は変化せずに混合気を作るスピードだけが上がる。それが簡易Vブーストなんだと思います。

 当然機械式のキャブなので、気温や気圧によってセッティングは毎環境ごとに変化します。なので、一応燃調キットは持っておいた方がいいかもしれません。私は福岡県の海沿いに住んでいるんですが、セッティングは純正のままで大丈夫でした。

 次に、簡易Vブーストにカスタムした後の乗り味・燃費などのレビューについて話していきます。



簡易Vブーストのレビュー

 さぁ、最後にお話ししていくのは、簡易Vブーストにして結局どうなったかのお話をしていきたいと思います。

 まず、簡易Vブーストにして良かったこと、悪かったこと、それぞれについて紹介しましょうか。


簡易Vブーストにして良かったこと

  • とにかく出だしの加速力が半端ないくらい上がった
  • マイルド系からドッヒュン系に変わった
  • 燃費が向上した
  • 排気音が野太くなった
  • 負圧式の燃料コックを使わないため、故障率が減った
  • エンジンの始動性が上がった

とこんな感じですかね。

 加速力に関しては、先ほど言ったように結果として大口径のキャブを取り付けるのと同じになるので、早くなるのはそうなんですが、たったそれだけでも全然まるで別のバイクに乗っていることを思わせるような加速力が得られます

 それに、加速力が増えたおかげで、出だしからのトルクがお化けになっちゃいました。回転数が低い領域から少しでもアクセルを捻ると、油断してたら体が持っていかれます。それくらいトルクが上がったんです。

 当初、そんなに加速力変わらんやろうと思っていたんですが、ここまで変化したのは想定外でした。

 そして、簡易Vブーストにした後、初の給油のお時間がやってきました。私は、さぞかし「いやー、加速力上がったから、ガソリン使っただろうな。。。」とエネキーを恐る恐る精算機にかざして給油を始めました。

 しかし、その給油の時間がとっても短かったんです。

「あれ?もう終わり?」

 ちゃんと油面が給油口の近くまで来ていることを確認しました。私はてっきりガソリンの流入量が多くなったんだと思っていました。しかし、実は、流入量は変わっていなくて、ガソリン自体があまり入らなかったために時間が掛からなかったんです。

 「え?まじで?燃費バグってない?」という驚きな数値だったのを覚えています。純正状態で平均32km/Lだったんですが、Vブースト状態で38km/Lになっていたんです。

 燃費がとても向上していたんです。これには、驚きました。(笑)

 あとは、排気音が少し野太くなったくらいですかね。Vブーストにした後、常時、後ろからなんだかとんでもないバイクが煽ってきているような気分になります。実際はその煽っているバイクはいなくて、自分のバイクの排気音なんですがね。

 低音って音の回折がしやすいので、どこからその音がなっているのかがわかりにくいんです。

 ある意味これはデメリットになり得るかもしれないですね。(笑)

 次にデメリットについて紹介します。


簡易Vブーストのデメリット

  • バイク屋に持っていく時に何て説明すれば良いのか分からなくなる
  • とにかく怖いバイクになる
  • 振動が大きくなる
  • エンブレの効きがほんの少し悪くなる
  • YAMAHA公式ではないので、自己責任となる

という感じですかね。

 ひとつ目の、このバイク屋に持ってく時に何て説明すれば良いのか分からなくなるというのがあります。

 結局バイク屋って純正でいかに美しく乗るかを提供する場だと思うんです。これは、あくまで偏見なので、そこまで気にする必要はないのかなと思うんですが、私はそれを気にしてしまっています。やはりバイク屋からすると、ちゃんと純正のまま乗って欲しいのではと感じてしまいますね。

 ご自身で整備をされるというのであればいいと思います。実際に私はサービスマニュアルを購入して自分で色々と整備しています。そして、カスタム専門店に持っていくとか。これだと、カスタムをしているお店に持っていくことなので、あまり気にしないかなと思います。

 つぎに、先程のドッヒュン系のバイクになるということが、デメリットになってしまうのではないかと思う件について。振動と加速力を手に入れることのできるカスタムといってもいいと思います。

 人によりますが、同じ250ccのFI車に乗っている友人に乗ってもらったことがあるんです。その友人の感想として「怖っ!w」と言われました。それほど出だしのトルクがヤバいんです。私もFI車に乗ったことはあるんですが、この簡易Vブースト後のルネッサと比較するとFI車はとても滑らかに加速するんです。

 ただ、SOHCエンジンなので、高回転は弱いんですがね。その分、出だしの加速はとんでもないことになってしまいます。

 エンブレに関しては、正直メリットかもしれません。ルネッサは元々、エンブレがとても効きすぎていたんです。そこで、多少エンブレの効きが悪くなったところで、逆に乗りやすくなったんじゃないかなと思います。私は、エンブレを多用するので、少し効かない方がいいなと感じました。

 最後に、このカスタム自体がYAMAHAさんが公式で採用している機構ではないので、自己責任となってしまうところです。

 カスタム自体が純正の状態から変更するので、カスタムせずに乗り続けたいという方は意識すると思います。もちろん、純正の状態が修理が純正部品でできるし、色々と融通は効きやすいと思うので純正に越したことはないです。

 もう一度言います。

 純正で満足しているならば、純正に越したことはないです。

 そうした方が、野暮なカスタムをするよりも、YAMAHAさん嬉しいんじゃないですかね。


 簡易Vブーストにして正直、私は総括として、とても良いカスタムをしたなと思っています。

 特にいいなと感じたのは、加速力。これにつきます。

 高速道路やバイパスなどの合流では、250ccとは思えない加速力を誇ってくれます。CBR250RRと比較すると、多分80km/hまでだったら確実に今のルネッサの方が速いです。それ以降はDOHCエンジンに惨敗ですが、日本の公道ではそんなに出しません。

 追い越しも普通にできちゃうし、全く不自由がなくなりました。

 簡易Vブースト、恐るべしです。惚れました。



まとめ

 今回はここまでにしたいと思います。

 少しでも簡易Vブーストに興味を持たれた方などいたら質問ください。お待ちしています。♬

 今回もご覧いただきありがとうございました。それではまた次回。

【Kazyの日常】管理・運営人
Kazy・かじー

 クリエイティブな事が好きなITエンジニア。

 2020年にトロント🇨🇦に1年間語学留学したのち、日本と海外の情報格差を認知。

 50年後に生きる情報を発信しようと決意。

 2020年10月にブログ『Kazyの日常。〜Having a Better Life〜』を開設。

 202年現在で3年目のブロガーとなり、通算530,000PVのブログとなりました。

 好きなバイク・DIY・カフェ・自己啓発などを主に執筆。

 多数のコメントをいただきながら、楽しく毎週執筆をさせていただいております。

 皆様のコメントやDM、お待ちしています。

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